はじめに
ここでは膀胱について記載しています。
解剖
膀胱壁は粘膜層、筋層、漿膜(しょうまく)の3層から成っています。
通常の膀胱壁の厚さは1.5cm程度とされており、尿が貯まるにつれて粘膜層が3mm程度にまで薄くなります。
機能
膀胱の役割は腎臓から運ばれてくる尿を一時的に溜めることです。
ただそれだけぇ~
膀胱の容量は平均して500ml程度とされていますが、約250 – 600ml程度と個人差があります。膀胱総容積の4/5程度の尿が蓄積されると、大脳に神経系のシグナルが伝えられ、尿意をもよおします。
膀胱から尿道に連なる領域には内膀胱括約筋と外膀胱括約筋と呼ばれる筋肉があり、これらの筋肉により膀胱に貯留した尿が漏れ出るのを防いでいます。
各種膀胱疾患
ここでは膀胱の疾患を列挙していきます。
各疾患の詳細に関して(できる限り)エコー像を交えて解説していきますので、リンクを参考にしてください。
びまん性膀胱疾患
・膀胱炎
・神経因性膀胱
・過活動膀胱
良性病変
・膀胱結石
悪性病変
・膀胱癌
おわりに
膀胱の解剖、機能、各種疾患に関して記載しました。
皆様の参考になれば幸いです。
閲覧いただきありがとうございました。