前置き
毎月決まった金額を優良な金融商品に交換することは、長期でみて資産が安定的に増えていくとされています。この考え方はドルコスト平均法により担保されているもので、エコー太郎のような投資初心者であり且つ日常的に金融商品の短期売買ができない集団にとっては最良の投資法と言えます。
一般的な社会人は日常的に生活をする上で、金融商品の裁量取引をする時間もなければ、その経験すら乏しく、金融市場で剛腕を奮う歴戦の雄の前では裸の赤ん坊のようなものです。
下手に動くとほんの瞬間的に食われてしまう。
初心者に必要なのはリスクを冒して裁量取引をするのではなく、市場から取り残されない、市場から逃げない、市場に居続ける方法が必要とされます。
ドルコスト平均法の最大のメリットは購入単価を平準化することができることだと考えます。
裁量取引の場合、その金融商品の価格下落場面は評価額とともに精神的なダメージが生じます。このダメージにより金融商品を手放してしまったり、短期売買をしてしまったりして、後に訪れる価格上昇場面を味わうことができなくなる可能性が高いとされています。
一方、積立取引の場合、価格下落場面は平均的な購入単価を抑えることができる絶好の機会であるという考えにスイッチすることができます。価格上昇場面では常に評価損益が+で推移することになり精神的に安寧が得られます。積立取引の場合は、これらの考え方ができるため精神的なダメージはほとんどありません。
ただ粛々と毎月金融商品を積み立てていくことで資産が最大化していくことが期待できます。
積み立てる商品に関していえば、将来的に現在よりも価格上昇しているであろう金融商品を購入していくことが望まれます。
ここでは、エコー太郎が毎月積み立てている金融商品(投資信託)に関して12月頭における状況をまとめておきたいと思います。
使用している制度はつみたてNISAとジュニアNISA、楽天ポイント投資の3つです。
つみたてNISAの状況(2019年12月)
2018年8月から行っている私名義のつみたてNISAの現況を提示します。
つみたてNISAに関しては先月記事にしているので、こちらを参照ください。
こちらが現在の結果です(※記事作成時はこの評価額よりもやや下落しています)。
運用損益は41629円、約10%の増益となっています。素晴らしい。世界経済順調なう。
現在まで積み立てているのは『野村つみたて外国株投信』です。
日本を除く全世界投資を行う商品であり、将来的には現在よりも確実に価格が上昇していると考えられます。
来年からは楽天証券での積み立てを行うことになっているため、そちらもご期待ください。
ジュニアNISAの状況(2019年12月)
2019年6月から始めた息子(現在2歳2か月)の資産運用の経過です。
楽天証券にてジュニアNISA口座を開設し、4つの商品を毎月定額購入していくことにしています。
前回までの結果はこちらを参照ください。
定期積立を始めて5か月が経過しました。現在の運用状況を記載します。
全ての商品が増加しており、特にアメリカ株価指標に連動したインデックスファンド(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ・インデックス)が優秀です。
株価下落場面では債権偏重商品(eMAXIS Slim 先進国債券インデックス、グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型))が目立ってくると思われます。
息子のための資金なので、より安定的に資産が増えていくことを目指しています。
楽天ポイント投資の状況(2019年12月)
楽天経済圏で生活していると、楽天ポイントが非常に効率よく溜まっていきます。
子どものおもちゃやプレゼント、日用雑貨、旅行の宿泊先やふるさと納税などなど、年間で20万円以上の金額を楽天市場や楽天トラベル、楽天ふるさと納税などで使用しています。
こうして得られたポイントのうち、期間限定ではない楽天証券で使えるポイントに関しては投資信託購入にまわしています。
改めて調べてみると、今年に入っておおよそ2万円を超えるポイントを金融商品にかえています。上出来上出来。
ここでは楽天証券で購入している投資信託(毎月定期購入分と楽天ポイント購入分)に関して、現在の運用状況を記載します。
ここでも全ての商品が増加しており、特にアメリカ株価指標に連動したインデックスファンド(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、楽天・全米株式インデックス・ファンド)が優秀です。
お試しとして小銭で外国リートを購入しています。不動産の価格変動がどういった状況で起こるのかを学習するためであり、将来的に購入数を増やしていく可能性もあります。
おわりに
2019年は、世界経済が年初来堅調に推移しているため、積み立てれば積み立てた分がプラスとなる一年であったといえます(まだ1か月を残しているが)。
来年以降の世界経済の動向は全く読むことが難しいですが、愚直に積み立てていけば10年後には大幅なプラスになっていると思われます。
このような報告を今後も継続してできるように、しっかりと手綱を絞った生活をしていきたいと思います。