世界的にウイルス性の肺炎が蔓延しており、日常生活に大きな障害をきたしております。
欧州米国をはじめ日本においても非常事態宣言が発令される方針となっており、先行き不透明な日常が今後も長いこと続きそうです。
人類ひとりひとりがウイルス撲滅のために最善を尽くすことができるのであれば、近しい将来の勝利を期待することができます。
しかし、目に見えないウイルスが相手では、どうしても気が緩んでしまうヒトがいるのも事実です。
明るい未来のため、近しいヒトたちのためにも、我々ひとりひとりが賢明な生活を心掛けたいところです。
昨今話題の新型コロナウイルスですが、一般的な症状と重症化するリスクとしてはこのように厚労省から挙げられています。
<一般的な症状と重症化するリスク>
発熱や呼吸器症状が1週間前後つづくことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多くなっています。季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなることが報告されています。
※新型コロナウイルス感染症の入院期間(中央値):11日間(中国における報告)
季節性インフルエンザ:3日間
罹患しても約8割は軽症で経過し、治癒する例も多いことが報告されています。一方、重症度は、季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高いことが報告されています。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方では重症化するリスクが高いことも報告されています。
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#tokucho
つまり一般的な風邪の症状に加えて発熱を伴うとのことです。
罹患者の8割が軽症で経過するため、不顕性感染のまま気付かぬうちに感染拡大に繋がっているものと思われます。
現時点での最善予防策としては手洗いうがい、マスクの着用が励行されています。
実際に季節性インフルエンザの罹患者は減っているようですので、ウイルスに対して一定の効果が出ているのではないかと感じます。
我が家では、これらの予防策に加えて常日頃の体温を確認しています。
具体的には朝いちばんと夜寝る前の体温チェックです。
風邪症状は自覚的にわかるとしても、微熱に関しては定期的に機器を用いて測定しないことにはわかりません。
自身の体調が万全か否かを判断するためには、定期的な体温チェックが必要です。
しかしながら、体温を測定するのは少々時間がかかります。
朝の忙しい時間や、夜のゆっくりしたい時間ではどうしても忘れがちになるかもしれません。
そこで非常に役に立っているのが『非接触型の体温計』です。
非接触型の体温計
一般的な実測式の体温計は、脇に体温計を挟み、数十秒から数分かけて体温の測定が行われます。
一方、非接触型の体温計とはおでこや首筋、のどなどに体温計をかざし、ボタンを押すだけで体温を測定することができる代物です。身体や、皮膚表面から放射される線量を感知して測定するという方式をとっているようです。
おもに乳幼児など安静状態を長時間保つことのできないひとに対する製品であり、正確性に関しては実測式の体温計に優位性がありますが、瞬間的に繰り返し測定することができるという点に関しては、非接触型の体温計に軍配が上がります。
場所を変えて、数回繰り返し測定することで、その時の体温を知ることができるのは非常に便利です。とくに朝の忙しい時間で活躍しています。
また、直接肌に触れないため、衛生面において優れていることも優位性のひとつであるといえます。
もちろん明らかに体調が普段と違っていたり、不安を覚えるような状態であれば、実測式で測定しなければなりません。
我が家で使用しているのはこちら。
非接触型体温計 パピッとサーモ ライト NIR-03 / NURSE ANGIE です。
コンパクトなので外出する際に手軽に持ち運べます。1年程度使用していますが、今のところ不具合はありません。
非常に便利なのでおすすめしたいところですが、昨今の事情により売り切れているようですね。
2020年4月現在、ネット上において通常価格で同じものを購入することは難しそうです。
1年前当時の購入価格は3000円を超える程度であったと思います。
類似品に関して挙げておきます。
これらの物品に関しても手軽に体温を測定することができるという点に関しては同じであると思われます。
参考になりましたら幸いです。